
モンスターハンターストーリーズ2は、カプコンから発売されている「モンスターハンターシリーズ」初のRPG作品である「モンスターハンターストーリーズ」の第2作目です。
プレイヤーはモンスターを育てて共に戦う「ライダー」となり、モンスターを仲間にしながら「モンスターハンター」の世界を冒険するのが特徴です。
第1作目(モンスターハンターストーリーズ)のレビューはこちら


私はSwitch版をプレイしました!
前作「モンスターハンターストーリーズ」は未プレイです。
タイトル | モンスターハンターストーリーズ2 〜破滅の翼〜 |
発売日 | 2021年7月9日 |
ジャンル | RPG |
総合評価 | 85点 |
プレイ時間 | 28時間以上 |
価格(定価) | 3,289円 |
価格(割引時) | 約2,000円 |
プレイの快適度 | |
プラットフォームの種類 | Switch、PS4、Steam |
ゲーム概要
モンスターハンターストーリーズ2は、カプコンから発売されているモンスターハンターシリーズ初のRPG作品であるモンスターハンターストーリーズの第2作目です。

本作のポイントは、モンスターの「育成」と「戦闘」になります。
それぞれのポイントについて、説明します。
本作ではフィールドにランダムに出現するモンスターの巣から、タマゴを手に入れ、ふ化させることで仲間にすることができます。
仲間にしたモンスター(オトモン)は絆遺伝子を持っており、絆遺伝子ごとにスキルや効果が異なります。絆遺伝子はビンゴのように色・模様を揃えることで、ボーナスが発生して、さらなるパワーアップが可能です。

伝承の儀では、オトモンに別のオトモンが持っている絆遺伝子を1つ引き継がせることで、異なる能力を得ることができます。その際、絆遺伝子は好きな位置に入れることができるので、ボーナスを発生させることができます。

本作はターン制コマンドバトルです。攻撃には、パワー・スピード・テクニックの3つのタイプがあり、自分と敵の攻撃が被るときに真っ向勝負になります。

真っ向勝負の勝敗はタイプの相性で決まります。
相手の攻撃パターンは決まっているので、パターンを覚えることで戦闘を有利に進めることができます。モンスターの攻撃パターンは1つに留まらず、形態変化や行動変化、怒り状態などで変化するため、状況に合わせて3すくみを変えていくのが勝利のコツです。

良かったポイント
ストーリーのテンポは良く、最後まで面白かったです。ムービーシーンも丁寧に作られており、よく動きました。また、ストーリー全体の雰囲気は、想像していたよりもシリアスでした。

なお、前作のキャラクターが多く登場するため、一部展開や話についていけない箇所も多少ありましたが、そこまで気になりませんでした。
ちなみに最近、前作「モンスターハンターストーリーズ」の移植版がSwitchで発売されました。今度やってみようと思います。
ストーリークリア後のエンドコンテンツが充実していました。
上位要素が解放され、古龍種や二つ名モンスターも仲間にすることができるようになります。最近のRPGはエンドコンテンツが少ないイメージなので、これには驚きました。
モンスターの育成面ではゲームクリア後からが本番と言えるかもしれません。

悪かったポイント
仲間にすることができるモンスター数は約140体程度と少なめです。その中に亜種や二つ名モンスターもいるので、実質的な種類はもっと少ないと思います。
また、ゲームに敵として登場するモンスター全てを仲間にできる訳ではありません。例えば、ガノトトスやドボルベルクは仲間にできません。せめて登場したモンスターについては、全て仲間にできるようにしてほしかったです。

本作を楽しむためには基本的にモンスターハンターシリーズを知っておく必要があります。モンスターハンターシリーズを知らないままプレイしても、世界観やモンスターが分からないため、楽しめないと思います。
プレイしていない方は、先にモンスターハンターシリーズをプレイしてください。
オススメは、本作の発売時期と同時期に発売された「モンスターハンターライズ」です。この作品は、本作登場のモンスターをほぼ全て網羅しているため、プレイすれば本作の内容を理解できるようになると思います。

まとめ
- 「モンスターハンターシリーズ」が好きな人
- RPGが好きな人
- 面白いストーリーが見たい人